昨年はユーバーレーベンが優勝(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規
2012年以降のオークスは、馬場コンディション「稍軽い〜軽い」の間で行われている。
勝ち馬10頭のうち7頭が上がり1位。連対した20頭のうち19頭が上がり5位以内。3着内に好走した30頭のなかで上がり6位以下だった馬は5頭しかいないことからも、直線の伸びが重要なレース。
昨年のオークスもトラックバイアスは「 ・超差し有利」と判定。勝ったユーバーレーベンは二桁位置取り。16番人気の超人気薄で3着のハギノピリナは道中で最後方付近を追走。先行していた断然人気のソダシは8着に凡走した。
今開催の東京芝は雨の影響をうけた開催日が多く、重賞に関しては軽めの馬場コンディションで行われたレースがほぼないものの、馬場コンディションが「稍軽い」だったNHKマイルCはトラックバイアス「外有利・差し有利」と判定。最低人気で3着のカワキタレブリーは最初のコーナーを15番手通過から追い込んできた。
今週も週中、週末とスッキリしない天気予報になっているが、先週に比べれば雨量は少ないだろう。
路盤の状態としては引き続き良好。当日が雨のなかでの開催とならない限りは今年のオークスも「稍軽い〜軽い」の馬場コンディションで行われるだろう。例年有利な後方待機馬を狙いたい。
プレサージュリフトの前走桜花賞はトラックバイアス「内有利・前有利」。先行、内を通った馬が恵まれたレース。外枠から出遅れて、最後方追走では厳しかったが、直線でしっかりと脚は使えていた。
直線でしっかりと脚を使えるプレサージュリフトに注目(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規
デビュー以来、ゲートから道中、フットワークの大きさを含め不器用さが際立ち、今回も後方位置取りになるだろうが、末脚は確実。器用さは問われず、末脚の伸びが問われるこのレースでの巻き返しが期待できる。
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