競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに安田記念出走予定馬の中から13頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
イルーシヴパンサー美浦・久保田貴士 牡4
▲5月26日撮影(c)netkeiba.com
短い背中で首が太くボリューム満点の胸前、短めの繋ぎから瞬時の加速力が生み出される。皐月賞にもチャレンジしたが、やはりマイルの距離が一番似合う体つき。母型の血が強く出てハーツクライ産駒らしさはなく太く見せがちだが、しっかりとケイコを積んで抜群の動きを連発。もう少し地面をつかんだ立ち姿なら完璧だが、肌つやの良さからも体調の良さは明らかだ。
ヴァンドギャルド栗東・藤原英昭 牡6
▲5月19日撮影(c)netkeiba.com
昨年はドバイ遠征後に休養を挟んで毎日王冠で始動したが