1番人気に応えたウインマーベル(C)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、今年からGIIIに格付けされた葵Sを取りあげます。混戦模様の一戦を、はたして、どんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、馬やレースの本質に迫る「適性チャート」の馬ノスケ氏です。
まずは、「逃げ先行馬多数でペースは流れそう。今の中京はクッション値が低く、本質的にはタフな馬場状態」とレース質を提示します。
さらに、「狙いたいのは1400m実績のある持続力系の馬」との結論に辿り着き、本命には9番人気2着のコムストックロードを指名。前走の橘Sでは6着と敗れていましたが、「展開やトラックバイアスがイン前に向いてしまい、上りの脚は使えたが前が止まらず敗因は明確」と巻き返しを読み切ったのです。
相手にも、1400m実績のあるウインマーベルやブレスレイリーをきっちりと中心視し、○→◎→▲の上位印の馬3頭での決着となりました。
そして馬券は、馬連60.1倍にくわえ、ワイド25.7倍と18.7倍をダブルで厚く的中。14万円超の払戻金を獲得したのです。
予想結果は
こちら。
もうひとりは、南関東出身の穴男・ビッグバン氏です。
こちらの本命は1番人気優勝のウインマーベルでした。
前走の橘Sを好内容での完勝と強く推奨。また、対抗にも4番人気3着のブレスレスリーを、格上げ初戦になるものの「上積み期待」と評価しました。
馬券は、◎→△→○で的中。◎ウインマーベルを1着固定した3連単674.8倍を300円購入し、見事に20万円超のビッグな払戻金を手中に収めたのです。
予想結果は
こちら。