
4番人気で勝利したゲンパチルシファー(C)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、大波乱となったプロキオンSを取りあげます。2〜6着馬がすべて二桁人気という超難解な決着を、はたして、どんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、中日スポーツのエースTM・大野英樹氏です。
展開を重視した予想スタイルで、そこに取材での談話やさまざまなデータを加味して辿り着いた本命は、なんと、14番人気2着のヒストリーメイカーでした。
前走の平安Sでの15着大敗は、「外枠だったとあってスタートして押さえ込んだことで馬が走るのを止めてしまった」と度外視。8歳という高齢ながら、「年齢的にズブさが出てきている現状ではいかにスムーズに競馬ができるかがポイント」と前向きに捉え、「1番人気を背負った3走前のマーチS3着からもローカルのGIIIならまだまだ十分に動けていい存在」「中間の気配と動きも決して悪くない」と激走を読み切ったのです。
そして馬券は、◎からの馬連を7点に絞り、296.3倍を2,000円と厚く的中。59万円超の払戻金を獲得しました。
予想結果は
こちら。
つづいては、万馬券量産の「バイブス馬券術」使い手・トキタショウケイ氏です。
バイブス理論とは、「騎手4、馬6」を持論として開発したもので、独自の法則に従って追える騎手をランク付けし、さらに戦績、調教&レースの時計を総合的に判断して出走馬もランクづけするというもの。今回は4番人気勝利のゲンパチルシファーを、「出走ランクと騎手の総合力が高い」ことから本命に推します。さらに対抗にも「出走ランク上位」のヒストリーメイカーを指名しました。
しかも買い方は、本命対抗2頭軸の3連単のみという攻撃的な布陣。◎○の2頭軸マルチ総流しで7196.5倍をゲットすると、◎○を1、2着に据えたフォーメーションでも的中を果たし、併せて140万円超の大きなリターンに成功したのです。
予想結果は
こちら。