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【中京記念予想】中京記念は末脚重視のトラックバイアス

  • 2022年07月19日(火) 18時00分
馬場虎太郎

昨年はアンドラステが人気に応え勝利(c)netkeiba.com


馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家として中京記念で渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます

 今開催、小倉の芝では開幕週にレコードが3つ更新。芝と路盤の状態そのものが絶好で、道中の負荷がかからない軽い馬場コンディションのなかで行われたのが大きい。

 近2週は週中から雨があり、土曜時点のダートは先々週が「不良」。先週が「重」発表でスタート。芝も湿り気味な状態で行われたにもかかわらず、馬場コンディションは軽め。路盤の状態が良いため、多少湿っていても開催中にまとまった雨がない限りは走りやすい。

 近2週、小倉芝1800m以上で古馬混合戦は6レース行われたが、偏りはほとんどみられず。どの位置取りやコース取りでも実力を発揮できる公平な馬場状況になっている。3着内に好走した18頭はすべて上がり5位以内。上がり1位を出した馬はすべてのレースで3着内に好走している。

 小回りだが、軽めの馬場コンディションで走りやすいために、速い上がりも出せる。芝中距離は基本的に前へ行っている馬は展開に恵まれやすいが、今の馬場状況は末脚を出す馬が馬券になりやすい。末脚のしっかりした馬は人気になりやすいので、人気馬が走りやすい。

 同じコースで行われた昨年の中京記念も「稍軽い」馬場。上がり1位が3着。上がり2位が2着。上がり3位が1着だった。

 今週も週中から降雨があり、週末の天気予報も不安定ではあるが、現時点では近2週と同程度の馬場コンディション、状況を想定。昨年同様。しっかりした末脚を使う馬が走りやすいトラックバイアスになりそうだ。

馬場虎太郎

軽めの馬場コンディションで狙いたいヴァリアメンテ(c)netkeiba.com、撮影:橋本健


 ヴァリアメンテの前走米子ステークスは馬場コンディション「標準」。勝利した2走前は馬場コンディション「稍軽い」。惨敗した3走前は馬場コンディション「稍重い」。軽めの馬場コンディションが得意。その反面、重めの馬場コンディションになると惨敗しやすいタイプ。末脚がしっかりしているのも今の小倉芝中距離に合う。

 今回は、軽めの馬場コンディションになれば巻き返すだろう。週末の馬場を見た上での最終結論はウマい馬券で公開する。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の中京記念の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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