
5馬身差で圧勝したマリアエレーナ(C)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、荒れるハンデ重賞の小倉記念を取りあげます。今年も二桁人気馬が2着に激走した波乱の一戦を、はたして、どんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
まずは2人気優勝のマリアエレーナを「暑〜酷暑[2-2-1-0]」という夏場の実績を重視して本命に推します。さらに対抗にも、「寒では3戦すべて着外に対して暑〜酷暑[2-1-1-1]、昨年夏の小倉で連勝」している1人気3着のジェラルディーナを指名。そして、「小回り・内回りの2000mは得意」ということにくわえ、「暑[2-1-1-1]」の10番人気2着のヒンドゥタイムズもしっかりと強調していました。
結果は◎→△→○で、3連単491.4倍を筆頭に、3連複、馬連、単勝を重ねて的中。「気候にあった適性馬をピックアップ」するスタイルが鮮やかに決まり、14万円超の払い戻しとなりました。
予想結果は
こちら。
つづいては、“高配当をワイドで仕留める男”シューヤ氏です。
こちらの本命はなんと、10番人気2着のヒンドゥタイムズでした。「右回りではほとんど崩れておらず、当舞台は合っている」と前2走連続の左回りコース凡走となっていた本馬の一変を読み切ります。また、半年ぶりの実戦となったことも、「久々を苦にするタイプではなく、調教の感じからも力は出せる仕上がりに見える」と果敢に本命を打ったのです。
そして対抗には、「前走は内が伸びる状況でちょっと外に出すのが早いようにも見えたが、しっかりと伸びてよく頑張っていた」ことを評価してマリアエレーナを指名。馬券は得意のワイド2点で、◎○での24.8倍を5,000円仕留めて、12万円超の払戻金獲得となりました。
予想結果は
こちら。