10番人気の低評価を覆したカラテ(撮影:下野雄規)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、サマー2000シリーズ最終戦の新潟記念を取りあげます。10、9人気で決着した波乱の一戦を、はたして、どんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“圧倒的な情報量の分析で1歩先をいく予想”を提供する「絶対能力」です。
本命に推したのは、10番人気で勝利したカラテでした。近走はマイルを中心に使われ久しぶりの2000m戦となりましたが、「持続性のある末脚はむしろ中距離向き」と分析。3走前の1800m戦・中山記念でのレース内容を評価し、「直線の長い2000m新潟記念はマイナス材料どころかベストかもしれない」と強調しました。
さらに「実績からもG3では明らかに実力上位で、ハンデ57.5キロなら許容範囲」とトップハンデを不安視する声も一蹴します。
そして馬券は、◎の単勝に全額投資。22万円の払戻金を獲得しました。
予想結果は
こちら。
つづいては、“新進気鋭のパドック派女性予想家”ゆめりんさんです。
こちらの本命は3番人気3着のフェーングロッテンでした。「力を付けてる3歳馬が、重賞勝ちの後に53キロは有利」と、3連単の軸に据えます。
そして9番人気2着のユーキャンスマイルを3番手に選ぶと、2頭軸マルチで相手8頭に絞って3連単を購入。すると、直前に行われた小倉2歳Sの3連複721.7倍につづき、新潟記念でも7091.2倍を見事に的中させ、このレースだけで70万円超の大回収を達成したのです。
予想結果は
こちら。