1番人気に応えたアートハウス(C)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、秋華賞トライアルのローズSを取りあげます。重賞勝利馬が不在という異例のメンバー構成となった一戦を、はたして、どんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“予想家新世代の絶対的エース”メシ馬氏です。
まずは、賞金的余裕があるため「秋始動戦は仕上げきっていない」可能性も考えられる重賞出走組よりも、「上昇度が高い」夏の条件戦出走馬を重視する姿勢を打ち出します。そして「光るものがある」と本命に抜擢したのが、7番人気3着のエグランタインでした。
前走で1勝クラスを勝ち上がったばかりのこの馬を、同日メインの小倉記念との比較から、古馬3勝クラスで通用するだけの能力の持ち主とジャッジ。つまり、世代限定の重賞で好走が可能な器と喝破したのです。
1、2番人気がワンツーフィニッシュを決めたことで馬券は低配当となりましたが、複勝1本勝負できっちりと仕留めることに成功しました。
予想結果は
こちら。
つづいては、“豊富な経験から少点数で仕留める”太田将紀氏です。
本命には、1番人気勝利のアートハウスを推奨します。オークスでは7着と敗れていましたが、「能力に馬体が追いついてきた印象」との事で、ひと夏を越しての成長に期待しました。
馬券は、アートハウスを頭に固定した馬単3点に厳選。対抗に選んだサリエラへの馬単16.3倍を5,500円と厚く的中させると、約9万円の払戻金を獲得したのです。
予想結果は
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