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「残念だけど、しょうがない」今週末はフランスへ 凱旋門賞騎乗を巡り巻き起こった一件を語る

  • 2022年09月27日(火) 18時02分
“ミルコレビュー”

▲ミルコ騎手、凱旋門賞へは騎乗しません(撮影:桂伸也)


23日、ミルコ騎手ら6名の騎手が海外渡航届を提出と発表があり、ミルコ騎手は今週土曜の競馬が終わった後にフランスへ向かいます。その発表の約1週間前に流れたニュース「ミルコ騎手が凱旋門賞に騎乗する可能性が急浮上」について。

まずこの件について伺うと、「いえ、乗らないです」と一言…。しかし凱旋門賞の騎乗依頼から渡仏に関する経緯はかなり複雑なもので、自身はもとより、ファンの方にも混乱を招いてしまいました。今回はそんな心配をしてくださるファンのため、ミルコ騎手が説明します。

(取材・構成=森カオル)

※この電話取材は、9月23日(金)19時30分に行われました。

弟に会いに行くよ。弟を応援しに行く。


──ミルコさん、「凱旋門賞に騎乗する可能性が急浮上」というニュースを見たのですが、どうなりましたか?

ミルコ いえ、乗らないです。ニュースになってた? いつ?

──9月16日です。昨年のジャパンCで5着に入ったグランドグローリーに騎乗する可能性が…って。

ミルコ ああ、グランドグローリーは(マキシム・)ギュイヨンになったよ。馬主さんが、フランス人ジョッキーがいいって。調教師さん(G.ビエトリーニ師)からは「ミルコに乗ってほしい」と言われていたんだけどね。

──でも、10月1日から6日まで、渡航届は出しましたよね?

ミルコ 出しました。もし本当に乗れる可能性があるのであれば、日本の関係者に早めに伝えておかないと迷惑を掛けてしまうから。スプリンターズSには乗り馬がいなかったから、それだったら凱旋門賞に乗れる可能性に懸けてみようと思ってね。でも

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Road to No.1 世界一になる / ミルコ・デムーロ
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1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

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