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【菊花賞予想】菊花賞はスーパーサイヤーに欧州血統を強化された配合馬

  • 2022年10月21日(金) 19時00分
今週末は菊花賞!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る

阪神の菊花賞で重要な2つのポイントとは


 JRAのダービーはディープインパクト産駒が7勝。しかし、母方に欧州の最強種牡馬サドラーズウェルズを持つ馬は1頭も勝っていません。

 一方、昨年の菊花賞はサドラーズウェルズを持つ馬が1-3着を独占。これは大きな違い。ダービーと同じなのはディープインパクトの血を持つ馬も強いこと。2-5着馬は父か母父がディープインパクトでした。

 また、勝ち馬のタイトルホルダーはディープインパクトを持たないドゥラメンテ産駒。YouTube「亀谷敬正の競馬血統辞典」のドゥラメンテ編でも解説したように、ドゥラメンテはディープインパクトにも匹敵する身体能力、繁殖能力に優れた種牡馬。早世が残念でなりません。

 阪神で行われる菊花賞のポイントを改めてまとめますと

「ディープインパクトかドゥラメンテの血を持つこと」
「欧州色が強い血統であること=父か母父が欧州型であること」

 が重要なレース。(出走馬の系統、国別血統タイプはスマート出馬表を参照)

 アスクビクターモアは父がディープインパクト。母父は欧州型のレインボウクエスト。凱旋門賞勝ち馬で産駒のソーマレズも同レースを優勝。日本での産駒にサクラローレル。今よりも馬場がタフだった当時でもGI勝利はすべて芝2500m以上。重賞勝利は4歳(当時5歳)だったように、遅咲きのステイヤー血統。

 アスクビクターモアも本質は欧州的な馬力が問われる長距離レースのほうが得意。同じく欧州色が強いタイトルホルダー同様、馬力、体力勝負の競馬に磨きがかかるのもこれから。

 ドゥラドーレスの3代母はウインドインハーヘア。ディープインパクトの母。ウインドインハーヘアは欧州の超一流馬バーイードと同じハイクレア牝系。

 父はドゥラメンテ。先述したように昨年の菊花賞勝ち馬タイトルホルダーの父でもあります。母父は欧州型のハービンジャー。昨年のキー血統であったサドラーズウェルズ系同様、欧州型ノーザンダンサー。

 2017年秋にはハービンジャー産駒の3歳の産駒がGIを3勝。3歳秋以降に本格化する血統。エアグルーヴ、ウインドインハーヘア、ハシリと世界的名繁殖牝馬が血統表に詰め込まれている贅沢な配合も魅力。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の菊花賞予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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