東京芝1400で行われるおなじみの2歳重賞。近年はモントライゼ、タイセイビジョン、トウシンマカオ、モンドキャンノ、ビアンフェ、レーヌミノル、カルリーノと、ノーザンテーストの血を引く馬の好走が目立つ。またキングエルメス、モントライゼ、ファンタジスト、ビアンフェ、アサクサゲンキと、ストームキャット〜ストームバードの血を引く馬も上位を賑わせる。取り上げた5頭ではロンドンプランとエナジーチャイムがノーザンテーストを、スピードオブライトとペースセッティングがストームキャットをもつ。
エナジーチャイムアルモニカの姪で、母カリンバはJRA2勝。牝祖マンデラは独オークス(独G1・芝2200m)3着で、産駒にワールドプレミア、ワールドエース、ヴェルトライゼンデがいる。欧G1を3勝したマンデュロも近親。父エピファネイアはJCと菊花賞に勝ちエフフォーリアやデアリングタクトを輩出。デアリングタクトを更に重厚にしたような配合で、無駄肉がなく燃費のいい走りはいかにも長いところ向きのイメージ。1400のペースを追走して前走のようなレースができるか。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
スピードオブライトサラドリームの全妹でビターエンダーのイトコ。母サイレントソニックはJRA5勝のオープン馬で、ディープインパクト×アンブライドルズソングの黄金配合。