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【エリザベス女王杯予想】一昨年に近い馬場で行われるエリザベス女王杯

  • 2022年11月08日(火) 18時00分
馬場虎太郎

昨年はアカイイトが優勝(c)netkeiba.com


馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家としてエリザベス女王杯で渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます

 今秋の阪神開催は昨年に引き続き、約3ヶ月の長い連続開催。

 今年は昨年に比べて路盤の状態が良好。秋開催も10日間の開催を消化したが、開幕当初と大差なく軽めの馬場コンディションをキープできている。

 今秋、阪神芝内回り2000〜2200mは12レース施行。上がり1位は全てのレースで3着内に好走。3着内に好走した36頭のうち31頭は上がり3位以内。

 このなかには、差し馬が走りにくい阪神芝内回りの2歳戦を7レース含んでいることからも、今の阪神芝は末脚の要求度が高い。

 阪神で行われた近2年のエリザベス女王杯はどちらの年も結果的には二桁位置取りの馬が上位に来ているが、馬場コンディション、状況はそれぞれ異なる。21年は軽い馬場巧者の差し馬が上位を占めたが、22年はタフな馬場で先行馬が不利だったことで差し馬が恵まれた。

 2020年のエリザベス女王杯は馬場コンディション「軽い」。トラックバイアスの判定は「 ・ 」。走りやすい馬場コンディションで、実力のある馬が後方からでも速い上がりを出して鋭く伸びることのできたレースだった。

 2021年のエリザベス女王杯は馬場コンディション「稍重い」。トラックバイアスの判定は「外有利・差し有利」。タフな馬場コンディション。道中のペースも緩まなかったことで、前半に先行した馬が不利。後方待機馬が恵まれた。

 今年は当日の降雨がない限りは軽めのモダンな馬場コンディションが想定される。2021年に近い馬場コンディション、状況になるだろう。

 末脚のしっかりしたタイプを狙いたい。

馬場虎太郎

デアリングタクトに期待(撮影:下野雄規)


 デアリングタクトの前走オールカマーはトラックバイアス「超内有利・前有利」と判定。1着が2枠、2着が1枠、3着が3枠と3枠より内がそのまま3着までを占め、逃げた人気薄が4着。5着にも最初のコーナーを3番手で通過した馬が入ったように、内を通った馬が圧倒的に恵まれて直線で脚を使うのも難しかったレース。外枠から差す形では絶望的な状況だった。

 3着だった2走前の宝塚記念も馬場コンディションは「標準」。トラックバイアスは「内有利・前有利」と判定。決して路盤が良い状態ではなかったにもかかわらず、時計が速く、内を通った馬や先行馬が恵まれたレースを差してきた。

 軽めの馬場コンディションで紛れの少ない馬場状況が想定される今回は、実力を存分に発揮できる。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎のエリザベス女王杯の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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