東京芝1800で行われる2歳重賞で、21年からGIIに格上げ。21年の勝ち馬イクイノックスはダービー2着で、19年の勝ち馬コントレイルと17年の勝ち馬ワグネリアンはダービーを勝っており、皐月賞以上にダービーにつながるクラシック登竜門といえる。
イクイノックスやダノンザキッドやコントレイルが典型だが、中山内回りよりも東京のほうがパフォーマンスが上がるような、大箱向きのストライドで走るタイプが狙い。ちなみに21年は1着イクイノックスと3着テンダンスが、20年は1着ダノンザキッドと2着タイトルホルダーと3着ジュンブルースカイがトニービンの血を引いていた。(解説:望田潤)
ダノンザタイガーティグラーシャの3/4弟で、北米短距離G1を3勝したスマイリングタイガーの甥。母シーズアタイガーはデルマーデビュタントS(米G1・AW7F)などに勝った北米2歳女王。母父テイルオブザキャットはキングスビショップS(米G2・ダ7F)勝ち馬。ハーツクライ産駒らしい伸びのある体型とストライドで悠然と走るが、