【ジャパンC予想】前走3着以内のGI馬(日本馬)が少ない今年
出走するGI馬3頭は前走馬券にも絡んでおらず…
今年のジャパンカップ、日本調教馬でGIを勝っているのは3頭。ただその3頭はいずれも前走で馬券に絡んでいない。
過去にこれに近い年はあっただろうか。調べやすい「平成以降(1989年以降)」について改めて調べてみた。
平地GI勝ち馬が少なかった年、最少は0頭の1994年。マーベラスクラウン、ロイスアンドロイス、ナイスネイチャ、フジヤマケンザン、マチカネタンホイザが出走した(マチカネタンホイザは除外)が、その時点でのGI馬はいなかった。
他には1991年が1頭、1992年と1995年が2頭、1990年・1993年・1997年・1999年・2003年・2004年が今回と同じ3頭。古めの年代が多い。外国調教馬の来日が多かったことや、大阪杯など新設GIがあること、馬の故障が減ったことなども影響しそうだ。
ここまではあくまでエピソードで、ここからが馬券の話。あまり古い年代は馬券の参考にならないと思うので、今度は外国馬の3着以内が無くなった2007年以降を対象に「GI勝ちあり+前走3着以内の条件を満たす馬が少ない年」を見てみる。
最少は2019年の0頭。この年はGI馬が5頭いたが前走3着以内はゼロ。ただそんな中からでもスワーヴリチャードが1着、ワグネリアンが3着した。
他では2007年・2013年・2015年・2016年が2頭。これらの年は4回とも該当する(GI勝ちがあって前走3着以内の)2頭両方は馬券に絡まず、1頭だけが絡んでいる。そして、2016年を除く3回は「前走4着以下のGI馬」が1頭絡んできている。
これらの年度を見ると、「前走好走のGI馬が少なくても、その中から1頭くらいは走る」「前走4着以下でもGI馬というのはやはりたいしたもの」という印象がある。今年の3頭も、それなりに尊重した馬券を組みたいところだ。