近年の中山芝外2200の重賞(AJCC、オールカマー、セントライト記念)を振り返ると、ウインキートス(父ゴールドシップ)、ソーヴァリアント(父オルフェーヴル)、ヴェルトライゼンデ(父ドリームジャーニー)、ステイフーリッシュ(父ステイゴールド)、バビット(父ナカヤマフェスタ)と、ステイゴールド系がよく馬券に絡んでいる。昨年のAJCCもステイゴールド産駒マイネルファンロンが11人気2着と大駆け。ゴールドシップ産駒のユーバーレーベンには喜ばしいデータだ。またマイネルファンロンの母母父はロベルト系ブライアンズタイムだが、冬の中山芝中距離戦らしくロベルトもちの健闘も目立つ。(解説:望田潤)
エピファニー母ルールブリタニアはミッキークイーン、トーセンマタコイヤ、インナーアージの全妹でJRA1勝。母母ミュージカルウェイはドラール賞(仏G2・芝1950m)勝ち馬。エピファネイア×ディープインパクトはオーソクレース、アリストテレス、ディヴァインラヴ、ムジカなどと同じ。長いところ向きの配合といえるが、1800でも道中前がかりな追走なのは母母父ゴールドアウェイのマイラーっぽさも強いのか。今回は2200mなのでそのあたりがポイントに。
距離○ スピード◎ 底力◎ コース○
ガイアフォースルイドフィーネの甥で、母ナターレは戸塚記念やしらさぎ賞など南関東7勝。アグネスゴールド、フサイチゼノン、リミットレスビッドなども同牝系。父キタサンブラックは年度代表馬で本馬やイクイノックスを輩出。母母父ダンスインザダークで重々しい印象もあるが、