きさらぎ賞の注目馬
先週はベッドから勢いよく転落しての後頭部打撃。そして今週は以前から決めていた骨の移植を行い手術時間2時間半という…。
気づけば早47歳。
今できる体のメンテナンスをしておく時期と決めたものの今月2月からは痛みとは無縁の日々を送りたいものです。
しかしながら久々に薬や注射にレントゲンやCTを繰り返すと、騎手時代の落馬を思い出しますし、現在、ケガで療養中の騎手がJRA・NAR共に存在。
つい先日も、ケガ中のある騎手とラインをしていると、
(なりたくてなった職業だけど、ケガを繰り返して痛い思いを何度もすると、いつまで続くのだろう…と辛くなる)と。
返す言葉が見つからないほど胸を締め付けられ、祈ることしかできませんが毎週末、皆が無事に来週を迎えることを願うばかりです。
話を先週の競馬に。
根岸ステークスですが、勝利したレモンポップの強さが際立つ一方で、GI・フェブラリーSに向けては1600mという点やローテなどを考慮すると、2着となったギルデッドミラーの巻き返しも十二分に考えられ、鞍上の三浦騎手にとっては悲願のGI制覇チャンスのようにも…。とにかく人馬共に無事に本番を迎え、良いレースを期待したいです。
さて今週末は中京できさらぎ賞となります。
注目はフリームファクシ。
この2戦は控える競馬で勝利。
まだ道中の折り合い面においては、ストライドの大きさや前向きさによりリラックスまでとはいかないものの、それでもしっかりと結果をだし、将来に向けても繋がりある内容。
また新馬から振り返ると、明らかに完歩が大きくなり芯が入ってきているフォームへと変貌。
デビューから一貫して鞍上が同じという点と経験値ある中京2000mも明け3歳馬にとっては大きな魅力。期待します。
相手には、ノーブルライジング。
スタートのユックリさから後方からのレースとなっていますが、デビュー時&2戦目はパドックでも1番目立つほどのユルサ。それが前走においては、体を増やしてきた中でも過去1番と言える体のメリハリで、成長を感じました。最後は確実に長くいい脚を使えるタイプですし、こちらもデビュー時から鞍上が同じ国分恭介騎手、そして何よりも頭数が少ないという点がこの馬にとってプラスに働くと思えます。
それでは皆さん、また次週お目にかかりましょう。ホソジュンでしたぁ。