競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに京都記念出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
ウインマイティー栗東・五十嵐忠男 牝6
▲2月1日撮影(c)netkeiba.com
撮影者側に顔を向けて斜め後ろからの写真のためか、いつも以上に首差しや胴は短く見える。今回は負荷の掛かった攻めが少ないこともあってか、いつもより筋肉量を多く見せている。タフなレースになりやすい舞台設定とはいえ、開幕週の阪神の馬場を踏まえれば少しでもシャープなシルエットが理想だろう。週末と最終追いの調教強度に注目したい。
エフフォーリア美浦・鹿戸雄一 牡5
▲2月1日撮影(c)netkeiba.com
1週前追い切りはゴールを過ぎてから負荷をかけたが、いい時に比べると反応が物足りない。昨年の大阪杯から崩れているが、少し馬体が重たいことや闘争心が薄くなっていることが要因か。前走は明らかにボテッと映ったが、それでも5着に踏ん張れた点は評価。3歳時とは骨格のバランスが変わっており、適性の変化に注目。いずれにしろ前走よりは動けそうだ。
キラーアビリティ栗東・斉藤崇史 牡4
▲2月1日撮影(c)netkeiba.com
ホープフルを勝った当時からエクイロックス(接着装蹄)を使用。立ち爪+破折気味で短めのつなぎや走法から、