競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに共同通信杯出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
ウインオーディン美浦・鹿戸雄一 牡3
▲2月1日撮影(c)netkeiba.com
脚長で背丈があり細身の胴体。連闘で挑んだ新潟2歳S2着以来の一戦だが、当時から馬体の成長はあまり感じさせず。体も細く見せるくらいにできあがっている。ただコンパクトなエピファネイア産駒で手先の軽さと柔軟性が持ち味なので、体は大きくしなくてもいい。十分な調教をこなしているのでいい状態で復帰戦を迎えられそうだ。
コレペティトール栗東・中竹和也 牡3
▲2月1日撮影(c)netkeiba.com
兄にアメリカズカップ、キングオブドラゴンなど。瞬発力には欠ける馬が多い母の産駒だが、差す競馬で2連勝。丸みのある体形で柔軟性があり、クッション性の強い後肢から息の長い末脚を発揮できる。肌質が良く見せ方のいいタイプで、今回も透き通るような皮膚の薄さが感じられる。もう少しトモの膨らみは欲しいものの、仕上がりとしては上質。
タスティエーラ美浦・堀宣行 牡3
▲2月1日撮影(c)netkeiba.com
長い脚、幅のあるトモで丸みも十分。背中は父サトノクラウン同様に短めだが、