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【フェブラリーS予想】血統で読むフェブラリーSの馬場と年齢適性

  • 2023年02月17日(金) 19時00分
今週末はフェブラリーS!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
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芝指向が問われる馬場で狙いたい血統馬とは


 2月5日のスノーグレース(単勝670円)。2月11日のサトノアポロン(単勝990円)。2月12日のサンライズジーク(860円)この3頭は今月の東京ダート1600mで勝利。「亀谷競馬サロン」「競馬放送局」で公開している厳選推奨レースで本命にした馬。なお、今月の東京ダート1600mで推奨したレースはこの3鞍のみ。

 この3頭が勝てると判断するに至る過程で重視したのは「芝指向の伸び」がどれだけ問われる馬場なのか? を観察することでした。

 JRAのダートに出走する馬の半数以上は「芝を目指していたけれどもダートに転向した馬」が占めます。つまり半数以上を占める「芝血統」が力を出せない馬場であれば、芝指向の伸びとは相反するパワーや持久力が問われている馬場であり、芝血統が走りまくる馬場であれば、芝指向の能力が問われている馬場と判断できます。

 大雑把に見てJRAのダートに出走する半分の馬が本質は芝向きだとして、その半分が力を存分に発揮できないとわかれば、馬券予想でも大いに有利となるでしょう。

 先週の日曜は芝指向がかなり強い馬場だと判断しました。7レースの勝ち馬サンライズジークは父がエピファネイア。パワーやスピードの持続性が問われるダート競馬では大幅にパフォーマンスを落とす産駒が出る種牡馬。

 実際、前走のくすのき賞ではパワーと持続力が問われたために1人気に支持されるも9着と惨敗していました。しかし、先週日曜の東京ダートは芝中距離指向の適性が問われたために大幅にパフォーマンスを上げたのです。当然、推奨レースに選んだのは芝指向の馬場になって力を発揮できると読んだから。

 今週末のフェブラリーSの馬場も、先週日曜に近い性質と想定。となれば、芝指向の血統馬を狙いたいところ。

 レッドルゼルは父がロードカナロア。自身も芝マイルGI安田記念を優勝。代表産駒アーモンドアイは芝マイルGIも複数優勝。母父はフレンチデピュティ。前出のサンライズジークも母父フレンチデピュティ。今の馬場向きの母父。

 昨年のフェブラリーSはアメリカ生産馬のカフェファラオが優勝。2着テイエムサウスダンも父がサウスヴィグラス。母父もラングフール。バリバリの米国指向のダート血統。米国指向の先行持続馬場。芝要素を持つレッドルゼルには不利な馬場。

 一昨年は、路盤自体はそこそこ向いていたものの、外々を回ることが不利な馬場。痛恨の大外枠。先週のような馬場であれば、もっと力を出せたでしょう。

 また、ロードカナロア産駒は重賞で最も期待値が高いのは7歳。勝率18%。連対率25%。複勝率29%。複勝回収率241%は各年齢別成績で最も優秀。キャリアを強みに変える産駒が多いからです。

 先日のシルクロードSで10人気2着のファストフォース。昨年末に阪神Cで日本ラストランを飾ったダイアトニック。昨年の京阪杯で10人気で2着。高松宮記念で17人気3着のキルロードはいずれも7歳でした。アーモンドアイも7歳でも強い競馬ができたはず(実際見てみたかったです)

 とはいえ、今週末の馬場もまだ見ていないので、今年も馬場が向かなければ馬が充実していても走れない可能性はあります。万が一(笑)今回レッドルゼルが走らなくても「7歳のカナロア」を頭の片隅に入れておけば、フェブラリーSの馬券代を回収する機会は今後いくらでも訪れることでしょう。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のフェブラリーS予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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