内回り1800で行われる伝統の中山記念。過去5年の勝ち馬の4角順位は平均3.0。ヒシイグアス(ハーツクライ×バーンスタイン)、ダノンキングリー(ディープインパクト×ストームキャット)、ウインブライト(ステイゴールド×アドマイヤコジーン)と、「中距離×マイラー」の先行力や機動力が活きる舞台だ。18〜19年はステイゴールド産駒ウインブライトが連覇。20年はオルフェーヴル産駒ラッキーライラックが2着。そして21年2着ケイデンスコールと22年2着カラテはステイゴールドと同牝系だ。取り上げた5頭ではソーヴァリアントがオルフェーヴル産駒。(解説:望田潤)
シュネルマイスターモーリスラクロアT(独G3・芝1400m)勝ちゼリエンホーエの甥で、母セリエンホルデは独オークス(独G1・芝2200m)勝ち。サリオスやサラキアも近親の有力ドイツ牝系だ。母父ソルジャーホロウは独リーディングサイアー。父キングマンは[7-1-0-0]の名マイラーでペルシアンキングなどを輩出。マイルCSは好調に見えたが、直線思ったほど弾けず。追走や反応がズブくなってきたのか。1800を使ってきたのもそのあたりだろうが、中山内回りでどう差すか。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
スタニングローズバンゴールの全妹でロサグラウカやフォースラインの3/4妹。母ローザブランカはJRA3勝。母母ローズバドは