競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに中山記念出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
イルーシヴパンサー美浦・久保田貴士 牡5
▲2月16日撮影(c)netkeiba.com
背中が短く腹袋があって緩く見せる傾向にはあるが、14キロ増の京都金杯は太め。それでもインをうまく立ち回って復活のVを決めた。張りが出て前走よりも締まりを感じられる仕上がり。トモの膨らみが出ているので前後のバランスを良く見せる。短めの脚からの回転力で末脚を引き出したい脚質。距離もマイルがベストなので、中山克服が課題に。
シュネルマイスター美浦・手塚貴久 牡5
▲2月15日撮影(c)netkeiba.com
短くたくましい首差しに幅があり発達した肩とトモ周り。マイラー体形ではあるが、距離を延ばすことで立ち回りは良化するはず。腹袋があり、年齢を重ねてからは体をボッテリ見せる傾向にあるが、