中山牝馬Sは大型馬が強いレースで、過去5年の連対馬の平均馬体重は482キロ(ちなみに過去5年の古牝馬重賞連対馬の平均馬体重は471キロ)。
血統的には中山内1800重賞だからロベルトが狙い。22年15人気1着クリノプレミアム(母父ジャイアンツコーズウェイ)、21年7人気1着ランブリングアレー(母父シンボリクリスエス)、20年14人気2着リュヌルージュ(父モンテロッソ)、19年11人気3着アッフィラート(母父父リアファン)、18年6人気1着カワキタエンカ(母父クロフネ)、18年9人気3着レイホーロマンス(父ハービンジャー)と、毎年ロベルトの血を引く馬が激走している。
(解説:望田潤)
アートハウスシークレットコードの姪でホウオウスクラムのイトコ。母パールコードは秋華賞2着。母母マジックコードはカナダ古牝馬チャンピオンで子孫にシャマルなどがいる。父スクリーンヒーローはモーリスやゴールドアクターなどを輩出。ロベルト系らしい後駆で、小回りのきく脚質はウインマリリンに近いイメージだが、こちらのほうが末脚の鋭さは上。愛知杯が前後半63.9-59.2、ローズSが前後半60.2-58.3。後傾戦で脚をタメたときの瞬発力機動力が光る。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
ウインピクシスウインザナドゥの下で、母コスモアクセスはJRA4勝(芝1200)。母はコスモスカイラインはJRA3勝(芝1200)。