21年と20年はディープインパクト系(ディープボンド、トーセンカンビーナ、ナムラドノヴァン、メイショウテンゲン)とユーキャンスマイルで上位独占という結果だったが、22年はディープボンドが連覇し2着3着にはオルフェーヴル産駒(アイアンバローズ、シルヴァーソニック)が入った。1月のダイヤモンドSはオルフェーヴル産駒のワンツー(ミクソロジーとヒュミドール)、12月のステイヤーズSはオルフェーヴル産駒シルヴァーソニックが勝ち2着はゴールドシップ産駒プリュムドールと、直近の長距離重賞ではステイゴールドの孫が大活躍している。(解説:望田潤)
アイアンバローズベルモントS(米G1・ダ12F)勝ちパレスマリスの半弟で、ジャスティンパレスの3/4兄。近親にハリウッドゴールドCのレイルトリップなど。母父ロイヤルアンセムはシアトリカル産駒で芝10〜12FのG1を3勝。オルフェーヴル産駒だからスタミナ豊富で、母母父ロベルト系だから機動力も兼備。斬れ味勝負は苦手で大箱で上がりが速くなると辛いが、中山や阪神の内回り長丁場はピッタリで、昨年の阪神大賞典もディープボンドの2着に踏ん張った。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
アフリカンゴールドドバイワールドCに勝ったアフリカンストーリーの半弟で、タガノプルミエールのイトコ。母母ダニッシュはQエリザベス二世チャレンジCS(米G1・芝9F)勝ち馬。ステイゴールド系×ゴーンウエスト系はジャスティンやシャインガーネットなど最近走っている。京都記念は