競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにスプリングS出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
オールパルフェ美浦・和田雄二 牡3
▲3月9日撮影(c)netkeiba.com
ケイコの走りにこの馬らしい迫力を欠き、表情もピリッとせず。本調子にはあと一歩の印象だったが、写真を見ると馬体の仕上がり自体は良好。詰まった背中から距離に限界を感じるものの、長めの繋ぎで脚も長く全体のバランスはいい。胸や尻回りの筋肉量は父リアルスティール譲りのボリューム。スピードの持続力を生かす競馬が適している。
ハウゼ美浦・田中博康 牡3
▲3月9日撮影(c)netkeiba.com
背丈があり大きく体を動かせる柔軟さはあるが、手先のクッション性に欠けていてメリハリに欠ける馬体のライン。ワンペースな長距離タイプとのイメージがある。デビュー当時よりも筋肉の質が良化し短期間で馬体はグッと成長。ただ