▲昨年はドウデュースが優勝(撮影:下野雄規)
ダービーでは単勝93倍を◎にして的中させた実績も!
馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家として日本ダービーで渾身の印を打つ!
こちらからご覧いただけます 先週のウマい馬券では単勝万馬券で勝利したペイシャフェスタを推奨した。これは今の東京のトラックバイアスが読めているからだ。近2年の日本ダービーも3年前までとは大きく傾向が変わっている。どのように変わったのかを分析してみよう。
2015年以降、ダービーのトラックバイアスと馬場コンディションは以下の通り
2015年(勝ち馬:ドゥラメンテ)
馬場コンディション「軽い」
トラックバイアス「超内有利」
2016年(勝ち馬:マカヒキ)
馬場コンディション「軽い」
トラックバイアス「超内有利・ 」
2017年(勝ち馬:レイデオロ)
馬場コンディション「稍軽い」
トラックバイアス「内有利・前有利」
2018年(勝ち馬:ワグネリアン)
馬場コンディション「軽い」
トラックバイアス「 ・前有利」
2019年(勝ち馬:ロジャーバローズ)
馬場コンディション「軽い」
トラックバイアス「内有利・前有利」
2020年(勝ち馬:コントレイル)
馬場コンディション「稍軽い」
トラックバイアス「内有利・ 」
2021年(勝ち馬:シャフリヤール)
馬場コンディション「軽い」
トラックバイアス「外有利・ 」
2022年(勝ち馬:ドウデュース)
馬場コンディション「軽い」
トラックバイアス「 ・ 」
馬場コンディションは一貫して「軽い〜稍軽い」の間。軽めの馬場コンディションで行われている。
8回のうち5回は「内有利」もしくは「超内有利」。3回を「前有利」と判定。
過去8年で振り返れば、内枠、内を通る馬。先行が恵まれる年が多かった。
2019年、単勝93倍の12番人気ながら勝利したロジャーバローズは1枠1番から先行し強気の早仕掛け。当時「ウマい馬券」にて公開した予想でもロジャーバローズを◎に推奨していたように、このレースの傾向を示す象徴的な馬だ。
しかし、一昨年から傾向は一変する。「外有利」になったのだ。
1着馬から3着馬までが上がり1位を出した馬。6着までに入った馬のなかで断然人気で敗れたエフフォーリア以外の5頭が5枠より外の二桁馬番。直線の伸びが勝負を分け、内を通るアドバンテージはなかった。
昨年はトラックバイアスなく全馬が力を発揮できる公平な状況だったため、トラックバイアス判定はつけなかったが上がり2位のドウデュースが1着、上がり1位のイクイノックスが2着。7枠より外からスムーズに運んで、直線で末脚を発揮した実力馬が順当に1、2着。近2年は3年前のレース傾向とは真逆の決着になっている。この変化については、一昨年から当コラム。ウマい馬券の予想コラムでも指摘していた。
最近の東京芝はグリップ性が良い路盤で軽めの馬場コンディションになると、末脚の要求度が非常に高い状況が目立っているためだ。今年のダービーも近2年の同様の傾向になる可能性が高い。
先週のオークスも勝ち馬は別格として、15番人気と超人気薄で3着馬が上がり2位。2着馬が上がり3位。上がり3位以内が3着までを独占。2、3着は6枠より外。その直前のフリーウェイステークスでも単勝125倍の大穴で1着のペイシャフェスタは8枠から上がり2位(「ウマい馬券」では◎に推奨)末脚の要求度が高いトラックバイアスになっている。
今週からはCコース替わり。週末の天気予報は良好で先週よりも軽い馬場コンディションが想定される。今の路盤であれば、近2年と同様の馬場状況になるだろう。
▲ハーツコンチェルトに期待(撮影:下野雄規)
末脚のしっかりしたタイプ。なかでも外枠から狙いたい。ハーツコンチェルトの前走青葉賞は「外有利・差し有利」と判定。当時の東京芝も軽い馬場コンディションで末脚の要求度が高く、道中も淀みなく流れたことで内を通る馬にも厳しい状況。二桁位置取り馬が上位を独占し、内枠だった馬はパフォーマンスを落としていた。
実際のレースも、3コーナーからは勝ち馬に被されて直線は馬群を割って抜け出す形。その後も勝ち馬が外から併せにきた。素軽い走りで跳びが大きい馬は、外側に馬がいると本来の走りができない面があり、勝ち馬は外枠からスムーズに運んで能力を発揮したので、実質的な内容としては決して力負けではない。
外枠の広いコースで力を発揮するタイプのため、2走前、3走前も直線が短いコースの内枠は向かなかった。つまり近走は能力を出せていない。今回のような軽い馬場コンディションで直線の長いコースは最適。外枠を引けば近走以上に走るだろう。
枠順と馬場を考慮した最終予想はウマい馬券で公開する。
殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の日本ダービーの予想はレース当日までにウマい馬券で公開!