今週末は目黒記念!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る日米ダブルダービーと目黒記念を当てるためのアプローチ
今年のダービーは2019年以来の大きな的中を果たしたいものです。その2019年は12人気で優勝したロジャーバローズを▲。2着のダノンキングリーを◎にして的中。たしかに配当は大きかったのですが、もっと大きいのは、ケンタッキーダービーも14人気(現地では18人気)で優勝したカントリーハウスを本命にして的中したこと。同じ予想ツールで日米のダービーを的中させたことには達成感がありました。
そして今年のケンタッキーダービーも勝ち馬のメイジを本命。2着のトゥーフィルズを▲にして的中。新刊「血統の教科書2.0」にケンタッキーダービーで強いと解説した血統の馬が勝ちました。今年も日米のダービーが「血統の教科書」通りに的中することを願いたいものです。
さらに、ダービーの後には目黒記念が行われます。今年「本の雑誌」創設者であり、ギャロップでは「馬券の真実」にて藤代三郎のペンネームで執筆をされていた目黒考二さんが他界されました。藤代三郎さんはハズレ馬券解説の大家でもありましたが、実は現世最後の予想となった有馬記念は大本線で的中されています。藤代三郎さんを尊敬する競馬ファンにとって、今年の目黒記念は特別なレースなのです。
目黒記念は、ダービーよりも100m距離が延びる事に加え、古馬混合のレース。これにより、ダービーとは要求される能力の方向性が変わります。
ここ数年のダービーは、今まで以上に大型馬が走りやすくなっています。過去3年のダービーは510キロ以上の馬は4頭しか出走していませんが2頭が連対。馬体重480キロ以上の馬が3着以内馬のうち2頭以上を占めています。
一方、目黒記念は小型馬が走りやすいレース。昨年も478キロ以下の馬が1-5着を独占。一昨年も1-3着を独占。2019年は3頭しか出走していなかった460キロ以下の馬が1-3着を独占。
ダービーはパワーをつけて体力の完成を早めることが要求される一方、目黒記念はコンパクトな馬体で欧州指向のスタミナ能力を強味とする馬が走りやすいレース。コンパクトなスタミナ型は古馬になって体力をつけることによって持ち味を発揮できるようになる才能開花の特性も古馬混合戦の目黒記念にマッチします。
過去10年の目黒記念でも最多の馬券対象馬(3着以内馬)を送り出しているディープインパクト産駒も母方には欧州型のスタミナ血統を配合されている馬が走りやすい傾向を示します。ディープ産駒で馬券になった6頭のうち5頭は母父が欧州型。460キロ以下の小型馬は3頭出走。すべて連対しています。
サリエラはディープ産駒。母サロミナは欧州型血統でドイツオークスの勝ち馬。姉のサラキアも古馬になって才能が開花。エリザベス女王杯と有馬記念を連対。前走は422キロ。今回は体重が増えてくるでしょうが、それでも460キロ以上にはならないでしょう(そこまで増えていたら、さすがに走れないとも思います)。凱旋門賞出走の大義名分を得るためにも、ここは勝ってほしいところ。
ゼッフィーロもディープ産駒。母父は欧州型のデインヒルダンサー。さらに欧州の超一流種牡馬サドラーズウェルズも持つ配合馬。ディープ産駒は母系にサドラーズウェルズを持つ配合馬が大量に生産されましたが日本ダービーを勝っていません。ディープにサドラーズウェルズが入ると、スピードとは相反する馬力が強化されること。ダービーまでに才能開花に必要とする負荷を積めないことが主な原因です。逆にいえば、目黒記念のように欧州指向のスタミナが問われるレース。鍛錬を積んだ古馬が出走できる条件は合うでしょう。
著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の目黒記念予想はレース当日までにウマい馬券で公開!