安田記念に出走予定のガイアフォース(c)netkeiba.com
日曜の東京は最高気温25℃の予想、前日までの雨の影響が気になるところ。
ここでは過去10年の気候成績を中心に、激走注目馬を抽出していきます。
・過去10年の人気別成績
・1番人気馬【3-3-2-2】
・2番人気馬【0-1-1-8】
・3番人気馬【1-3-1-5】
・4番人気馬【2-0-1-7】
・5番人気馬【0-1-0-9】
・6番人気馬【0-0-1-9】
・7番人気〜【4-2-4-90】
(過去10年の気候 暖:8回 暑:2回 強風レース:0回)
1番人気が3勝を含む連対率60%、複勝率80%。
2番人気は勝ち星なく不振。
激走馬は11頭。一昨年は8番人気が接戦を制している。
〇注目ポイント
1.激走馬11頭中6頭が、暖〜酷暑で3勝以上。
14年 16人気2着 グランプリボス 4勝
15年 12人気3着 クラレント 6勝
16年 6人気3着 フィエロ 3勝
17年 7人気1着 サトノアラジン 5勝
8人気2着 ロゴタイプ 3勝
18年 9人気1着 モズアスコット 3勝
2.激走馬11頭中6頭が、左回りの1600m重賞で連対。
14年 16人気2着 グランプリボス(12年 安田記念 2着)
10人気3着 ショウナンマイティ(13年 安田記念 2着)
15年 12人気3着 クラレント(14年 新潟・京成杯AH 1着)
17年 7人気1着 サトノアラジン(15年 富士S 2着)
8人気2着 ロゴタイプ(16年 安田記念 1着)
22年 8人気3着 サリオス(19年 サウジアラビアRC 1着)
3.リピーターが目立つレースで8頭が2度の馬券内。
・ショウナンマイティ 13年 2着 14年 3着
・モーリス 15年 1着 16年 2着
・ロゴタイプ 16年 1着 17年 2着
・アエロリット 18年 2着 19年 2着
・インディチャンプ 19年 1着 20年 3着
・アーモンドアイ 19年 3着 20年 2着
・グランアレグリア 20年 1着 21年 2着
・シュネルマイスター 21年 3着 22年 2着
※フィエロ 15年 4着 16年 3着
※サトノアラジン 16年 4着 17年 1着
〇激走注目馬
・ガイアフォース
暖〜酷暑[3-3-0-1]、
前走マイラーズCは気候替わりで連対。
・イルーシヴパンサー
暖〜暑[3-1-0-4]この3勝は東京1600m。
昨年勝ち馬とは0.2秒差、リピーター。
・ダノンスコーピオン
暖〜暑3戦3勝、
昨年同舞台NHKマイルCを勝利。
■プロフィール
三宅誠(みやけまこと)
季節馬の激走を体系だって明らかにした気象予報士。レース気温のデータベースを構築、データ分析によって穴馬を導き出すまったく新しい競馬理論。独自のデータを持つ強みを生かして、『競馬王』「激走判定リスト」で推奨馬の年間回収率100%超(14年度)を達成した。『競馬王』で連載中、公式ホームページは「競馬天気」。
独自データベースは馬場レベルを7分類、気候レベルを5分類。馬場:良(水少/水多)、稍重(水少/水多)、重(水少/水多)、不良。気候:寒、涼、暖、暑、酷暑。
「スポーツ気象」の分野でパイオニア的な存在、スポーツ中継で新しいコンテンツを生み出し、テレビ素材として幅広く浸透している。