安田記念連覇を達成したソングライン(撮影:下野雄規)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回取りあげるのは、春のマイル王決定戦である安田記念です。1番人気の単勝が4倍台という混戦模様の一戦を、はたして、どのようなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“豊富な経験から少点数で仕留める”太田将紀氏です。
そのキャッチコピーに違わず、今回は◎ソングラインの単勝1点勝負となりました。前走のヴィクトリアマイルから中2週の詰まったローテーションを不安視する声もありましたが、「追い切りでは馬体の張り素晴らしく、明らかに前走以上の状態」と体調に不安なしと判断。さらに、「5歳牝馬でも今が1番充実している印象で、大外枠も問題無くこのレース連覇の絶好のチャンスでしょう」と強調しました。
そして、全額投資した単勝7.4倍が見事に的中。あっさりと7万4,000円の払戻金を獲得したのです。
予想結果は
こちら。
続いて紹介するのは、“ペースをズバリ予測する新時代のAI”Aiエスケープです。
予想手法は、「中央競馬の成績を人工知能に学習させ、今回のメンバーのペースを予測」するというもの。各馬の走破タイムを予測して出した結論は、指数63.1でセリフォスが1位。つづいて2位のソングラインが62.4で、3位のシュネルマイスターが61.2となりました。
すると結果は、指数60台と抜けていた3頭による○→◎→▲で決着。馬券も、馬連18.9倍を5,000円と厚く購入して、9万4,500円のリターンに成功したのです。
予想結果は
こちら。