阪神芝内2000で行われる牝馬限定のハンデ戦。過去5年の平均馬連配当は11204円で荒れる荒れる。18〜21年は人気薄の軽ハンデ馬の勝利がつづいたが、22年は54〜55キロが上位を占めた。ウインマイティー(父ゴールドシップ)10人気1着、サラス(父オルフェーヴル)7人気1着、ワンブレスアウェイ(父ステイゴールド)9人気2着と、最近はステイゴールド系が波乱の立役者に。また21年はシャムロックヒル(10人気1着)とクラヴェル(5人気2着)、サドラーズウェルズの血を引く馬のワンツー。牝馬限定の重賞だが、スタミナも要求されるレースという認識で。(解説:望田潤)
ウインマイティー 母アオバコリンはTCK女王盃3着、マリーンC3着など交流重賞で活躍。近親に愛1000ギニー2着ジュリーラルースなど。父ゴールドシップはステイゴールドの代表産駒でユーバーレーベンやウインキートスなど牝駒がよく走る。母父がアリダー系カコイーシーズだから、ステイゴールド×カコイーシーズのナカヤマナイトと似た配合の捲り血統で、戦績どおり外回りよりも内回りがベター。阪神内2000は22年マーメイドSと21年忘れな草賞に勝ち2戦2勝。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○