▲昨年はタイトルホルダーが優勝(c)netkeiba.com
今年の宝塚記念はフルゲートで行われるのは、ぼぼ確実。宝塚記念は少頭数の場合は先行馬。多頭数の場合は後方待機馬が恵まれやすい傾向になっている。
過去10年の宝塚記念が14頭立て以上で行われたのは2015年、2016年、2018年、2020年、2022年の5回。
この5回で3着内に好走した15頭のうち最初のコーナーを5番手以内で通過していた馬はたったの3頭。対して、最初のコーナーを二桁位置取りで通過した6番人気以下の人気薄が6頭も3着内に好走。追い込み馬が恵まれやすい。
13頭立て以下で行われたのは2013年、2014年、2017年、2019年、2021年の5回。この5回では3着内に好走した15頭のうち12頭が最初のコーナーを4番手以内で通過。最初のコーナーを二桁位置取りで通過した馬は1頭も3着内に好走していない。先行有利だ。
先週の阪神芝内回り2000〜2200mは12頭立て以上では2レース行われた。二桁人気で3着内に好走した2頭がどちらも最初のコーナーを二桁位置取りで通過。一方で、最初のコーナーを5番手以内で通過して3着内に好走したのは1頭のみ。
直近のトラックバイアス、宝塚記念の傾向からも多頭数で行われる今年の宝塚記念は後方待機馬が恵まれるだろう。
▲ジェラルディーナに注目したい(c)netkeiba.com
ジェラルディーナは日本での直近3戦がいずれも二桁位置取り。4走前には今回と同じ阪神芝内回り2200mを勝利している。
当時は雨により重めの馬場コンディションで極端な状況だったが、過去には軽めの馬場コンディションでも高いパフォーマンスを出せている馬。どのような馬場コンディションになったとしても崩れないだろう。
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