今週末は七夕賞!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る先週同様、キー血統はロベルトとディープ
先週のラジオNIKKEI賞は、当コラムでもレース前に「キー血統」と推奨した母父ブライアンズタイムの産駒エルトンバローズが楽勝。ほかの主流血統がコース形態と馬場によってスピードが削がれる中、減速耐性が強い母父ブライアンズタイムおよび父ディープブリランテの強みである馬力を存分に活かしました。
そのエルトンバローズの父と母父が同じ配合で2016年のラジオNIKKEI賞を優勝したのがゼーヴィント。先週のコラムでも書いたように、エルトンバローズを本命に推奨したのは、先週の馬場がゼーヴィントが勝った2016年に近い馬場だと想定したから。
ゼーヴィントは2017年に七夕賞も優勝。つまり、今週末の七夕賞も2016年、2017年に近い馬場と想定するアプローチは有効だと思うのです。
2016年の七夕賞の勝ち馬はアルバートドック。2着のダコールはいずれもディープインパクト産駒。2017年もディープインパクト産駒のゼーヴィントが優勝。2着はディープの全兄ブラックタイド産駒のマイネルフロスト。3着ソールインパクトはディープインパクト産駒。
ゼーヴィントとマイネルフロストはいずれも母父がロベルト系。減速耐性が問われるレースに強い馬力系統。アルバートドックも母父がノーザンダンサー系。馬力を強化する系統。
馬場傾向によって有利な血統が変わる「ブラッドバイアス」が競馬の結果に影響を与えると信じる馬券ファンであれば(信じてほしい。とも頼みませんが(笑))ディープ系に馬力を強化した配合馬を狙うことになるわけです。
テーオーソラネルは父がシルバーステート。その母父はロベルト系のシルヴァーホーク。Youtube「亀谷敬正の競馬血統辞典」でも解説したように、ディープブリランテと同じ馬力型のディープ系種牡馬。シルバーステートは近親にシックスセンス。タフな2000mで行われた皐月賞でディープインパクトの2着。
管理するのは須貝調教師。2016年の勝ち馬アルバートドックの管理厩舎。血を育むのは人です。
なお、テーオーソラネルは母系にトニービン。キタサンブラック産駒同様、母系にトニービンの父系であるゼダーンの系統を入れるのは成功配合。同じシルバーステート産駒のバトルボーンも母系にトニービンが入っているのは偶然を越えた確率の高さといえるでしょう。
著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の七夕賞予想はレース当日までにウマい馬券で公開!