【函館2歳S予想】時計的価値よりも馬場に合うかどうかが重要なレース
経験値を積める勝ち方をしてきた馬に注目
全馬キャリアが浅いことからどうしても勝った時計や着差に目が行って人気馬を形成する一方で、メンバーレベルの差が大きければ着差はつくし、1週で刻々と馬場の時計の出方が変わる洋芝・函館2歳Sにおいては時計的価値が有効にならない。
そうした背景から函館2歳Sでの予想ポイントは大きく分けて、以下2つ。
1. 1戦1勝の馬が大半のため、評価の指標が大きく走破時計に依存する。その結果、オッズ的妙味が取れない
2.新馬戦が開幕週からスタートしていくのに対し、函館2歳Sは函館最終週に行われ、芝のコンディションが全く違う。
直近でも2022年スプレモフレイバーや2021年ポメランチェ・リトス、2020年モンファボリなど高速決着を制して人気を集めていた馬が、この函館2歳Sで人気を背負いながら凡走するケースは多い。
昨年コラムからの抜粋になるが、