小倉記念の1つの大きな傾向
2020年の小倉記念は10番人気のアールスターが勝利し、13番人気のアウトライアーズが3着。競馬番組の収録で上記2頭をダブル本命として紹介し、結果的に共演した芸人さんは数百万の的中...「メシ馬」という名前が、またひとつ前進した瞬間でした。
上記のように人気を無視して穴を狙えるというのは、この小倉記念の1つの大きな傾向でその理由は「小回りで行われるハイラップ持続性」のレースだから。
日本の競馬において、「小回りで行われるハイラップ持続性」のレースはかなり少ない。基本的に多くの競馬場でレースラップはL2FもしくはL3Fで最速になるようになっていて、じわじわ加速していって直線を向いて残り400m〜600mで最高速を出して勝負という競馬ばかりになる。
ところが小倉記念はかなり早い地点から早いラップを刻むことが多く、2015年にはなんと残り1200m地点がもっとも早いレースラップを刻むというレース質にまでなっている。
小倉記念には七夕賞からのローテーションの馬が最も多く出走するわけだが、ラップ差(単独ではなく色分けを小倉記念・七夕賞同じにしています)は以下のようになる。