競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに札幌記念出走予定馬の中からプログノーシスの馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
プログノーシス栗東・中内田充正 牡5
▲8月8日撮影(c)netkeiba.com
肩周りとトモの盛り上がりが凄く、筋肉質なディープインパクト産駒。一見マイラー寄りに見せるが、ゆっくりと体を動かしラストにギアを上げるレースぶりから、距離はあった方が競馬がしやすいようだ。4月の香港以来、金鯱賞の1週前よりも余裕のある態勢には映るが、暑い栗東で乗り込んでこの後に北海道へ運ぶ予定なので、このくらいの余裕はOKだろう。真っすぐに伸びのある後肢から繰り出す豪脚は破壊力満点。札幌の舞台にしっかり対応できるかだけだ。