今週末は札幌記念!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見るトップスピード種牡馬に注目
「滑走路が必要」
サトノアラジンを川田騎手はコラムVOICEでそう表しました。同馬の父はディープインパクト。武豊騎手が「飛ぶ」と表した馬。サトノアラジンに限らず、ディープ産駒は飛ぶための滑走路が必要な馬が多いです。
「滑走路が必要な血統」を「血統ビーム」では「トップスピード型血統」とタイプ分けしています。トップスピード型はギアが重いため、トップスピードに到達する時間はかかる短所がある反面、スピードに乗り切れば、加速型、パワー型血統よりも高い次元のスピードを発揮する長所を発揮します。
そして札幌記念の舞台は小回りコースながら「滑走路」が案外と長いコース。過去10年の当レースではディープインパクト産駒のべ7頭が馬券圏内に。続いてハービンジャー産駒も5頭が馬券圏内に走っています。
ディープもハービンジャーも高いレベルのトップスピードを発揮する馬を出しやすい種牡馬。札幌記念の舞台札幌競馬場の芝は3コーナーからスピードに乗りやすいコース形態をしているため、特に軽い馬場であればトップスピード型血統がスピードに乗り切るのです。
とはいえ、ディープ、ハービンジャー産駒でも母父はパワー、加速型血統を補われた配合の方が好走率が上がります。ディープ産駒で連対した5頭のうち3頭は母父が米国型。欧州型で連対した2頭の母父はいずれもスプリント能力の高い種牡馬でした。母父もトップスピード型と配合された馬がスピードに乗り切るほど滑走路は長くはありません。
今年の当レースに出走するディープ産駒はシャフリヤールとプログノーシス。
シャフリヤールは兄がアルアイン。5歳で大阪杯を優勝。キャリアを重ねるとパワーがついてコーナー4つのコースを得意とするタイプになりやすい配合。大阪杯同様、札幌記念もパワーを補われたディープ産駒が走りやすい舞台。鞍上が変わることでゲートを出てアルアインのような競馬をする可能性は高いと予想します。
プログノーシスの方がシャフリヤールよりも滑走路の長さが必要な馬。それでも軽い馬場ならスピードに乗り切れそうです。
著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の札幌記念予想はレース当日までにウマい馬券で公開!