競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに新潟記念出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
サリエラ美浦・国枝栄 牝4
![サリエラ](https://cdn.netkeiba.com/img.news/style/netkeiba.ja/image/column/HorseBody/230828Saliera.jpg)
▲8月14日撮影(c)netkeiba.com
目黒記念の430キロが過去最高体重。食いが細くなかなか実が入ってこないが、1戦必勝のレース選択でハイパフォーマンスを決めてきた。短めの背中で程よい角度の飛節。トップスピードに乗るまでの時間は要するが、抜群の柔軟性でラストにはじける末脚は父ディープインパクト譲り。今回は牧場から18日に直接新潟競馬場へ入厩。いつものシャープな腹目のラインではないものの、この後さらに調教を進めていくのでこのくらいの膨らみでOKだろう。
ノッキングポイント美浦・木村哲也 牡3
![ノッキングポイント](https://cdn.netkeiba.com/img.news/style/netkeiba.ja/image/column/HorseBody/230828NockingPoint.jpg)
▲8月23日撮影(c)netkeiba.com
ダービー5着以来となるが当時よりもさらにビルドアップされてきたか。もともと前が強い体形ではあったが、前腕の盛り上がりが強調されて力感十分。腰回りもしっかりとしたことで、