競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにセントライト記念出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
キングズレイン美浦・手塚貴久 牡3
▲9月6日撮影(c)netkeiba.com
体脂肪率が低く背中の長い長距離砲。後肢が長く腰の位置は高めでトモの幅はさほどないが、非力さは一切なく背中の支え方もしっかりとしている。柔軟性があり広い可動域で伸びのあるフォームが特徴。広いコースが適しており、馬場も良馬場が理想だろう。撮影時は少し余裕残しでも、翌日の1週前追い切りでソールオリエンスに食いついており、雰囲気は良好。
グリューネグリーン美浦・相沢郁 牡3
▲9月6日撮影(c)netkeiba.com
撮影者に鋭い視線を向けて気性の激しさを持ち、パドックでのイレ込み、発汗はさほど気にする必要はない。馬体重は480キロほどあっても、背丈があって胴も長く一見細身。だが筋肉のボリュームや全体のバランスはグッドで、大敗が続いているが見た目で劣ることはないだろう。無駄肉は付きにくく仕上がり早のタイプで、割引材料はなし。
シルトホルン美浦・新開幸一 牡3
▲9月6日撮影(c)netkeiba.com
背丈はあっても背中と首が短くトモの頼りなさを残す現状。これまで1800mまでの経験しかなく、