▲2人の意外な交流とは?(撮影:桂伸也)
その高い騎乗技術から“マジックマン”という異名を持つ、ジョアン・モレイラ騎手が5年ぶりに短期免許を取得し来日しました。
ミルコ騎手とは同時期に香港を拠点としていた縁もあり以前から交流があったそうで、当時の印象や、モレイラ騎手が日本で活躍できる要因について、世界各国の競馬を経験するミルコ騎手ならではの目線で解説いただきました──。
(取材・構成=森カオル)
「モレイラ騎手が5年ぶりに短期免許で騎乗していますが、モレイラさんとは特別な交流はありますか? ミルコ騎手から見て、どんな人物ですか?」(ツネさん)
ミルコ 特別な交流というか、ほかの日本人騎手やクリストフ(・ルメール騎手)よりは、僕、彼といっぱい会ってますね。モレイラが香港を拠点にしているとき、僕も香港で乗っていたから。
──ああ、ちょうど10年くらい前ですね。
ミルコ そうです。今思うと、当時は彼がピークのときだったね。毎日毎日4つも5つも勝って、本当に“マジックマン”だった(笑)。すごかったなぁ。ずっと注目して見ていたけど、確かに彼は当時からとっても上手でした。だから、一緒に乗るのがホントに楽しみだったね。
▲毎日毎日4つも5つも勝つ“マジックマン”(撮影:高橋正和)
──香港では、個人的にも交流があったのですか?
ミルコ もちろん、もちろん