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▲昨年はアートハウスが優勝(c)netkeiba.com
開幕週だった先週、阪神芝は降雨の影響なく、路盤の状態も絶好。走りやすく、軽い馬場コンディションになっていた。
外回りは5レース行われ、上がり1位を出した馬が全てのレースで3着内に好走。3着内に好走した15頭のうち10頭が上がり2位以内。先行した馬が圧倒的に恵まれやすい新馬戦が2レース含まれているにもかかわらず、これだけ上り上位馬が走りやすいのは、今の阪神芝外回りでは末脚の要求度が非常に高いからだ。
セントウルステークスでは14番人気のテイエムスパーダが逃げ切って大波乱になったように、内回りの短距離では先行馬が恵まれるケースも見られたが、阪神芝は特に内回りと外回りでは全く異なる傾向を示すことが多い。外回りは末脚を重視するべきだ。
ローズステークスは外回りの阪神芝1800m。同コースでの施行は2019年以来となる。
2019年のローズステークスはレコードタイムで決着。勝ち馬が上がり1位。2着馬が上がり3位タイ。3着馬、4着馬が上がり2位だったように、直線での伸びが重要な状況。
トラックバイアスは「外有利・ 」と判定したように、内を通るアドバンテージがなかったために外枠が恵まれていた。2-4着馬は6枠より外だった。今年も当時に近い馬場コンディション、状況が想定される。
末脚のしっかりしたタイプ、そのなかでも外枠から狙いたい。
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▲ブレイディヴェーグに期待したい(撮影:下野雄規)
ブレイディヴェーグはデビュー以来、全てのレースで上がり1位。近2走ともに優秀な内容で連勝している。
唯一敗れた新馬戦にしても、当日の新潟芝は外枠が有利な状況。不利な内枠に入っていたこともあり僅差で敗れたが、その上がり3Fは32秒3。芝1800m以上の新馬戦では史上最速。敗れたとはいえ、能力の高さは証明された。
既に重賞でも十分に通用するだけのパフォーマンスは証明できている高素質馬で軽めの馬場コンディション、直線が長いコースも最適。今回想定されるトラックバイアスからも外枠に入れば盤石だろう。
枠順と馬場を考慮した最終予想はウマい馬券で公開する。
殿堂入り予想家となった馬場虎太郎のローズSの予想はレース当日までにウマい馬券で公開!