競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにオールカマー出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
ウインマリリン美浦・手塚貴久 牝6
▲9月13日撮影(c)netkeiba.com
海外遠征帰り、約5か月ぶりの札幌記念が494キロの過去最高の馬体重。当時よりは締まりがあり、代謝のいい時期は毛づやが輝いていて良く見せる傾向。ただ腰を落としたような態勢で後肢の踏ん張りがもう一つ。本来のパワフルさが伝わってこない。一昨年の勝ち馬で得意の中山に2年ぶりの出走となるが、パドックではトモの張りや後ろ脚の踏み込みをチェックしたい。
ノースブリッジ美浦・奥村武 牡5
▲9月13日撮影(c)netkeiba.com
過去の写真と比較してズバ抜けて良く見せる。頭の位置と背中から流れるトップライン、脚の位置とバランスが完璧。背腰の状態もよほどいいのだろう、