競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに京都大賞典出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
ブローザホーン美浦・中野栄治 牡4
▲9月27日撮影(c)netkeiba.com
初勝利までに9戦を要したが、その後は8戦5勝。芝二二以上は[4-0-0-1]だが、特筆すべきは渋化馬場に自信を持っていることだろう。小柄で余分な脂肪が付かず、今回もあばらを明確に見せている。胸囲は狭く脚が長いため少し華奢に見えるが、必要最低限の筋肉は身につけておりしぶとい脚を長く使えるのが強味。仕上げに抜かりはなく、渋化馬場なら浮上する。
ヴェラアズール栗東・渡辺薫彦 牡6
▲9月28日撮影(c)netkeiba.com
芝に矛先を向けてから快進撃が始まり、昨年の当レースとジャパンCを制覇。