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流れを変えたタイセイエピソードとの勝利を振り返る! “盟友”ルメール騎手が掛けてくれた言葉とは

  • 2023年10月03日(火) 18時02分
ミルコレビュー

▲不調を脱するキッカケとなったレースを振り返る(撮影:桂伸也)


この夏は不調だった時期もあり、一時は「アメリカに行こうかな」とエージェントさんにも相談をしていたというミルコ騎手。

その流れを脱したのは、タイセイエピソードと挑んだ9月3日の新潟10R両津湾特別。ミルコ騎手自身約1ヶ月半ぶりのJRA勝利となった同レースですが、直線ではルメール騎手との追い比べに。ゴール後にはルメール騎手から温かい声掛けが──。

(取材・構成=森カオル)

Q「9月3日のタイセイエピソード(両津湾特別)での勝利、とても感動しました。7月16日以来(3歳未勝利・シルバーダイヤ)の勝利でしたが、やはり格別でしたか? ゴールしたときのミルコ騎手の気持ちが知りたいです」(マスターの娘さん)



ミルコ タイセイエピソード、もう本当に感動しました。大げさじゃなくて、GIを勝ったときと同じ気持ちだったね。その前に佐賀のサマーチャンピオンを勝って(サンライズホーク)すごくうれしかったんだけど、新潟と小倉は2着、2着、3着、2着、3着とかで…。夏競馬、0勝だったから(苦笑)。

──そうでしたね。その両津湾特別は、最後にルメールさんと追い比べになって。

ミルコレビュー

▲ルメール騎手騎乗のコスタノヴァとの追い比べを制した(撮影:小金井邦祥)


ミルコ 僕、下を見て必死に追っていたから、内で粘っているのが誰なのか、全然わからなかったよ。併せているときもクリストフだって知らなかった(笑)。

──それはビックリ(笑)。でも、それくらい必死だったということ。

ミルコ そうですね。ゴールに入ってから

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1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

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