【毎日王冠予想】来る大舞台に向け有力馬たちが始動 そこに割って入る挑戦者たちとは
今回初距離のソングラインと不振脱却気配のシュネルマイスターの二強
今年の毎日王冠には安田記念組の有力馬が2頭。そこに割って入れる馬がいるかどうかということになる。
ソングラインは初距離の1800mになるが、距離そのものは問題ない血統。なにかあるとしたらハイペースで上がりがかかり特にスタミナが問われた場合。今回は行きたい馬もいるが、付き合わずに自分のペースで走りたい。
シュネルマイスターは一昨年のこのレースを勝っているし、1800mだとソングラインと互角以上に戦えそう。昨秋から一時期不振だったがそれも脱した感があるし、今回も勝ち負けになりそう。右回りも走れるが東京は特に得意なので、ここは決めたい一戦でもある。
ジャスティンカフェはこのレースに繋がりやすいエプソムCの勝ち馬。純粋に上がりを競う形になると安田記念から来る2頭にかなわないが、前傾ラップになるとチャンスが出てくる。2着した昨年の毎日王冠は前半4ハロンと後半4ハロンがともに46.2秒、エプソムCは46.4秒と47.2秒だった。個人的には2000mも問題ないと思うので、天皇賞(秋)に繋がる走りを期待したい。
エルトンバローズは3連勝の勢いと競馬センスの良さで少しでも健闘したいところ。ただ今回はぐっと相手が強くなるし、3着があれば及第点というあくまでチャレンジャーの立場だろう。
エエヤンはNHKマイルCでは自分の競馬ができなかった印象で、今回は好位で競馬をしたいところ。ただ差しに回ったNHKマイルCも展開が向いていなかったわけではないので、地力がどの程度かという問題はある。
ウインカーネリアンはGIIIレベルまでは実績があるが、もう一段上でどの程度の競馬ができるか。フェーングロッテンやバビットもいるのでハナにこだわるのは難しい。番手の競馬もできる馬なので、引いて隊列を落ち着かせたほうがよいかもしれない。
アドマイヤハダルは高いレベルで相手なりに走れる馬という印象。地力で人気馬を潰すことはできないが、状態や展開などで人気馬が凡走した場合、それに代わって進出してきそうなイメージだ。