今週末は毎日王冠!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見るシュネルマイスターは凱旋門賞向きの血統だが…
今年の凱旋門賞も「ウマい馬券」の最終予想で本命に推奨したエースインパクトが優勝。2着に3番手評価のウエストオーバー。3着には対抗のオネスト。ドバイワールドカップ、ケンタッキーダービーに続き本命が優勝。2着もすべて対抗か3番手の馬。「血統ビーム」の考え方は、世界中の競走馬の能力の方向性をある程度予測することができることを、少しは証明できたと思います。
亀谷敬正の凱旋門賞予想はこちら 凱旋門賞も馬券ゲームで勝つためだけ。目先のお金だけを考えれば、予想を発表せずに馬券を買った方が儲かったでしょう。それでも、予想を発表して「血統ビーム」の概念の多くのファン、ホースマンに知ってもらうことの方が、人生の実りは大きいと判断しました。
予想の発信には、お金にはかえられない魅力もあります。今までも、予想を発信することによって、多くのファン、ホースマンに「血統ビーム」の概念を知ってもらうことで競馬仲間が増えています。予想を通じた仲間との出会いにはプライスレスな価値があります。
今回の凱旋門賞遠征のキーマンのひとり、ノーザンファーム天栄場長木實谷さんも敬愛するホースマンのひとり。木實谷さんは20年以上前から「血統ビーム」に興味を持っていただき、サイト「亀谷競馬サロン」の連載も通じて、日々、競走馬について談笑させてもらっています。スルーセブンシーズの遠征についても、話を聞いていましたし、素晴らしい成果を収められました。
木實谷さんとの談笑の中で「天栄調整馬の中でどの馬が凱旋門賞に向いているか?」と問われたならば、ボクは「シュネルマイスターは向いている」と答えます。ただし、若駒の早い時期からフランス仕様の育成ができれば。という条件つきです。(よって現状では向いていません)
競走馬の血統には「タメてタメて放出」した方が直線スピードを発揮できるタイプ。それとは逆に「出して出して持続」する方が全体スピードを発揮できるタイプが存在します。もちろん中間的な馬もたくさんいます。世界中の競走馬の馬産はスピードをタメる能力とスピードを持続する能力のバランスを取りながら生産が続いているからです。
シュネルマイスターは、タメて放出することで能力を発揮する血が凝縮された血統。特に母系に持つカラムーンも世界屈指のスーパーサイヤーであり、タメて放出する能力にも長けた血統。トニービンの基礎血統でもあります。日本の芝もタメて放出する能力を強化する血統の重要度は、数年前よりも増しているので、この血を継ぐ繁殖は日本競馬の貴重な財産です。
また、凱旋門賞では欧州芝スプリント戦に強い血を持つことも大事。タメて放出した際のスピードの源となるのは欧州スプリント戦でも結果を出せる血統。その源となるのは欧州型のダンチヒ系。シュネルマイスターの父キングマンは欧州型のダンチヒ系。日本のスプリント戦でも結果を出したグリーンデザートの系統です。
ただし、先に述べたように、今のシュネルマイスターは、完全に日本仕様。欧州の馬場ではタメてる間にエネルギーが放出されてしまう仕様になっています。(スタミナの概念もタメている間にスピードを消費しない力と、スピードを出し続けられる力の2つが存在すると考えます)
よって、シュネルマイスターには日本もしくは香港、ドバイでさらなる実績を積み、種牡馬となって凱旋門賞馬を出すことに期待しています。数年後の凱旋門賞で産駒を本命にすることが楽しみです。
馬券ゲームでシュネルマイスターを必ず狙う(本命にする)わけではないですが、いいレースをして種牡馬入りへの道筋がだんだんと明るくなるのは嬉しいもの。より一層の活躍も期待しています。
著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の毎日王冠予想はレース当日までにウマい馬券で公開!