▲昨年はスタニングローズが優勝(C)netkeiba.com
今年の秋華賞は2020年以来の京都で開催される。
2014年以降、京都で開催された秋華賞のトラックバイアスは7回連続で「差し有利」もしくは「超差し有利」と判定。この間で最初のコーナーを4番手以内で通過して3着内に好走した馬は1頭のみ。
様々な馬場コンディションで行われているが、例外なく後方から届きやすい傾向となっている。
リニューアルされた今春以降、京都芝内回り2000mが13頭立て以上で行われたケースでも上がり1位が3勝。3着1回。全てのレースで馬券になっており、1勝クラスより上で唯一の該当レースとなる御室特別では二桁位置取り馬が上位を独占して波乱の決着。
リニューアルされてからの京都芝は以前にもまして速い上がりタイムが出せるようになり、差し馬が能力を発揮しやすいトラックバイアスが増えている。
過去レース傾向、リニューアルされてからのコース傾向からも、後方待機し直線では鋭い末脚が使える馬が有利になるだろう。
▲紫苑Sから秋華賞に向かうモリアーナ(撮影:下野雄規)
モリアーナは前走で勝利したように仕掛けられてからの反応が非常に速く、直線が短いコースの適性が高い。これまでに直線が短いコースへ出走したのはコスモス賞、ニュージーランドトロフィー、紫苑ステークスの3度で2勝。敗れたニュージーランドトロフィーはトラックバイアス「内有利・ 」と判定したレースで外枠に入っており、距離も短かった。
今回も適した舞台で、前走のようなレースができるようなら想定される馬場状況にも向いている。
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