▲昨年はアスクビクターモアが優勝(c)netkeiba.com
今年の菊花賞は2020年以来の京都での開催となる。
京都開催の菊花賞は2016年以降、2020年まで5回連続でトラックバイアス「差し有利」もしくは「超差し有利」と判定。
馬場のコンディションや状況は様々にもかかわらず、例外なく後方から差しが届きやすいトラックバイアスが発生している。
リニューアルされた今春以降、京都芝外回り3000m以上で唯一行われたのは天皇賞(春)。
今年の天皇賞(春)はトラックバイアス「 ・差し有利」と判定。逃げていたアフリカンゴールド、2番手のタイトルホルダーがどちらも競走中止。3番手で通過していたGI馬のアスクビクターモアも完走はしたものの、11着に惨敗。4番手のディープモンスター、5番手のアイアンバローズも13着以下で勝ち馬とは2秒以上離されたように前半で先行していた馬にとっては厳しいレースだった。
過去のレース傾向、リニューアル後に似たような距離で行われた天皇賞(春)の結果を踏まえても前半は後方に待機する馬を狙いたい。
▲ショウナンバシットに注目したい(c)netkeiba.com
ショウナンバシットは重賞に出走するようになった近3走連続で二桁位置取りを続けている。
近2走はどちらも軽めの馬場コンディションだったため、自ら速い脚を使えないこの馬にとっては辛いレースになってしまったが、今回想定される状況であれば前半で流れに乗れないことがプラスに作用する。
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