5連勝で菊花賞を制したドゥレッツァと鞍上のC.ルメール騎手(c)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回取りあげるのは、牡馬三冠最終戦となる菊花賞です。4、2、1番人気での固めの決着となった一戦を、はたして、どのようなアプローチで高回収に繋げたのか。その“頭脳”に迫ります!
今回紹介するのは、“3連単万馬券狙いの馬券師”アルケミスト氏です。
9月の◎馬の成績が、勝率33%、3着内率65%を誇るアルケミスト氏が本命に選んだのが、1番人気3着のソールオリエンスでした。前走のセントライト記念での2着を、「メンバー2位の上りを見せたように末脚は健在で秋初戦としては上々の内容」とジャッジ。「実力は世代最上位」で「距離延長もプラス材料」と強く推しました。
一方、対抗には「よい脚を長く使うのが特徴で京都3000mの舞台は最適」と評価した2番人気2着のタスティエーラ。「モレイラ騎手を確保したのも大きなプラス材料」とソールオリエンスに先着する可能性を示唆します。
そして、ここからの馬券構築がアルケミスト氏の真骨頂といえるでしょう。「すんなり○→◎で決まらないのが競馬」と語り、あえて配当妙味を追って△→○→◎の着順固定の3連単で万馬券を狙います。すると結果は、3連単万馬券を1,000円的中。上位人気決着ながらも12万3,800円の大きなリターンに成功しました。
予想結果は
こちら。