20〜22年は阪神内1400で行われたファンタジーSだが、今年は4年ぶりに京都外1400での施行。京都外1400で行われた直近3年間の結果をみると、ダノンファンタジーなどディープインパクト産駒が[1-1-0-1]、ベルーガなどキンシャサノキセキ産駒が[1-0-1-1]と、リファールの血を引く馬の好走が目立つ。レシステンシアなどダイワメジャー産駒も[1-1-1-3]と健闘。2歳にはディープインパクト直仔はもういないが、そろそろディープの孫(父リアルスティール)のドナベティが勝つ頃かもしれない。(解説:望田潤)
クイックバイオ パイオニアバイオやビッククインバイオの半妹で、レインボーラインやホーマンフリップの姪で、母アニメイトバイオはローズS勝ち馬。父ブリックスアンドモルタルはBCターフなどに勝った北米年度代表馬で、初年度からゴンバデカーブースやイーグルノワールなどを輩出。細身でしなやかな体質で、この父母だから芝1800あたりの馬に見えるが、阪神内1400と札幌1500を能力の違いで連勝してきた。ブリックスアンドモルタル産駒だからここも好位で揉まれず運びたい。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
セントメモリーズ 母ネオフレグランスはJRA3勝(芝1200〜1400)。牝祖ダイナチャイナはギャロップダイナの全妹で産駒にアグネスカミカゼ、孫にアーネストリーがいる。