スワンSを制したウイングレイテスト(c)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回取りあげるのは、大波乱となったスワンステークスです。10、6、11番人気での決着となった波乱の一戦を、はたして、どのようなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“激走情報を探る穴党東スポ記者”山河浩氏です。
本命に指名したのは、10番人気勝利のウイングレイテストでした。6着となった20年3月のファルコンS以来、3年7ヶ月ぶりとなる1400m戦への出走でしたが「良くなるの先だが強くなる馬。距離はこれくらいが合っている」という趣旨のコメントを故ミナリク騎手が当時残していたことを紹介。また、前走の京成杯AHクビ差2着を「直線が平坦ならば…、距離がもう少し短ければ…」と分析して強く推します。
そして馬券は、◎ウイングレイテストの単勝21.6倍を4,000円と厚く購入。これが1着となり、86,400円の払戻金獲得に成功したのです。
予想結果は
こちら。
もうひとりは、“穴馬券ソムリエで人気の競馬Youtuber”しろ氏です。
こちらの本命は、11番人気3着のロータスランドでした。8枠18番の枠順を危惧する声に対して「1400m戦はベスト条件で大外枠は揉まれたくないと考えれば悪い枠ではない」と一蹴します。さらにウイングレイテストも「前に行ける強みをここで発揮できれば」と3番手に評価しました。
すると馬券は、◎ロータスランドを軸に据えた3連複821.6倍を500円的中! 波乱をしっかりと読み切り、410,800円の払戻金獲得に成功したのです。
予想結果は
こちら。