▲「みんなのKEIBA」など競馬メディアで活躍を続ける細江純子さん(撮影:福井麻衣子)
ホース・コラボレーターとして「みんなのKEIBA」などに出演。パドック診断が好評な細江純子さんにジャパンカップ出走予定の有力馬10頭の馬体診断を行っていただきました。
イクイノックス美浦・木村哲也 牡4
▲11月15日撮影(c)netkeiba.com
やはり宝塚記念が細く映りましたが、前走、そして今回においては、しっかりと重厚感のある立ち姿で、力強さが伝わります。レコードタイムで走った天皇賞(秋)の後ですが、馬体減りしている様子もないので、この馬にとっては、ハイペースもマイペースということなのだと思います。個人的には、前走時のパドックでは、年齢的なことや戦歴を考えても、今後、さらにトモのボリューミーさが増すようにも思えました。ですが、振り返るとパパのキタサンブラックが基本的には他の競走馬とは少し違い、トップラインからトモにかけてがキリンのように繋がってぬける感じなので、このままなのかもしれません。また前走時から、いい意味でも逆の意味でも大きな変化は感じられないので、今回もどんな走りを見せてくれるのか? 楽しみです。
ドウデュース栗東・友道康夫 牡4
▲11月15日撮影(c)netkeiba.com
前走においても久々を感じさせず、また成長も感じる素晴らしい仕上げに思えましたが、ひと叩きされたことで、前軸でしっかりと地面を捉えて立つ姿に変わっており、たぶんですが、脚捌きに力強さと軽さの両方が加わっているように思えます。と同時に、毛ヅヤもピカピカになっており、内臓面の働きもすこぶるよくなってきたのでしょう。そしてまた凛々しい顔つき。素晴らしいと思えます。ただ1点、